先週、私はソウルで開催された国際機械学習学会(International Conference on Machine Learning)において、「私たちはほかに何ができるだろうか?」と題した基調講演を行う機会に恵まれました。講演では、AIの能力が向上し続ける中で、私たちはどのように適応していくべきかという、広く存在する不安について議論しました。この講演への反響が非常に大きかったため、スライドをこちらに公開し、少し編集を加えた講演原稿の注釈版も添えました。このページの下部で直接ご覧いただくこともできますが、オンライン版にはアニメーションやクリック可能なリンクが含まれており、より快適にご覧いただけます。
私は3つの論点を提示しました。第1に、再帰的な自己改善などの不連続な変化が将来発生しない限り、また発生するまでは、「通常の技術としてのAI(AI as Normal Technology)」というフレームワークが、AIの影響を理解するための正しく有用な方法であるということです。第2に、再帰的な自己改善を真剣に受け止めるべきなのは間違いありませんが、ある企業がそれを達成した途端に私たち全員が突然失業してしまうようなマイルストーンが、研究室の中に存在するわけではないということです。第3に、これが最後の点ですが、将来の仕事は今とはまったく異なるものになり、多大な適応が必要になるということです。私はこのような未来がどのようなものになるかについての考えを共有し、人間とAIによる「協調的超知能(co-superintelligence)」のビジョンで締めくくりました。